こんにちは、けいたです。
投資をしていると、どうしても「焦り」の感情と向き合う瞬間があります。
株価が下がったとき、SNSで「爆益！」という投稿を見たとき、
自分だけ取り残されたような気がして、心がざわつく。
でも実は、その感情こそが投資を長く続けるうえでの最大の敵なんです。
僕自身、焦って失敗した経験は何度もあります。
たとえば、あるとき人気銘柄が急騰して、「今しかない！」と思って飛び乗ったことがありました。
結果は…翌日から見事に下落。
その後に冷静に振り返ってみると、「なぜあの時、買わなきゃと思ったのか」自分でもよくわからなかったんです。
焦りは判断を曇らせ、
“計画ではなく感情で投資してしまう”最大の原因になります。
焦りが怖いのは、「思考を止める力」があるからです。
「早く買わなきゃ」
「早く取り戻さなきゃ」
こうした感情は一見前向きに見えますが、
実際には“冷静さを奪うトリガー”です。
今の時代、投資情報はあふれています。
SNSでは毎日誰かが利益報告をしていて、
ニュースでは「○○株が急騰！」と騒がれている。
そのたびに「自分も何かしなきゃ」と心が動く。
でも本当は、他人の成功はその人の戦略とタイミングの上にあるもので、
自分にそのまま当てはめられるわけじゃありません。
焦りは“他人との比較”から生まれます。
だからこそ、投資は「自分のペース」を守ることが大切なんです。
焦らずに投資を続けるためには、
「考え方の軸」をしっかり持つことが大事です。
投資をしている理由が明確だと、
一時的な変動に振り回されにくくなります。
たとえば👇
この“軸”があるだけで、焦りが自然と薄れます。
なぜなら、「自分の目的に合っているか？」で判断できるようになるからです。
投資は“マラソン”です。
他人がスプリントしていても、自分のペースを崩したら最後まで走れません。
SNSで利益報告を見るたびに、
「自分も同じようにしなきゃ」と思うかもしれません。
でも、それはあくまで“その人の一瞬”。
あなたのペースにはあなたの意味があります🌱
焦りの多くは「短期的な視点」から生まれます。
1週間、1か月単位で上下を見れば、誰でも不安になる。
でも、1年、3年、5年というスパンで見れば、
一時の下げなんて“ただの小さな波”です。
長期の時間軸を意識することで、
心のブレが減り、「育てる投資」ができるようになります。
焦りをゼロにするのは難しい。
でも、コントロールすることはできるんです。
僕が実際に続けている「焦りを和らげる3つの習慣」を紹介します。
「焦っている」「不安」「落ち着かない」
その気持ちをノートに書くだけでも、
不思議と冷静さが戻ってきます。
感情を“頭の外に出す”ことで、客観視できるようになるんです。
👉 関連記事：[けいた流 投資ノートの書き方と続け方]
常にチャートを見ていると、心が休まりません。
ときには“あえて見ない日”を作る。
ニュースや株価を見ない日を設けることで、
「世界はちゃんと回っている」「焦らなくても大丈夫」
と実感できます。
「損益が−10％を超えたら再検討」
「購入は週に1回まで」など、
ルールを可視化しておくと、感情に流されにくくなります。
冷静なときに決めたルールは、焦った自分を助けてくれます。
焦りの感情は、悪者ではありません。
むしろ、「今、自分の心が乱れている」と気づくきっかけになります。
焦るということは、それだけ真剣に投資に向き合っている証拠。
ただ、そのエネルギーを“正しい方向”に使うかどうかが大事なんです。
焦りは止めるものではなく、整えるもの。
焦ったら、ノートを開いて深呼吸。
「何を怖がっているのか」「何を急いでいるのか」
自分に問いかけてみましょう。
投資は、結果を“狩る”ものではありません。
時間をかけて“育てる”ものです。
芽が出て、少しずつ伸びていく植物のように、
焦らず見守ることが一番の成長の近道です。
僕の好きな言葉に、こんなものがあります。
「焦るな。道のりは長いが、確実に進んでいる。」
焦りを感じたら、この言葉を思い出してみてください。
今の努力は、ちゃんと未来のあなたにつながっています。
焦りは誰にでもあります。
でも、その焦りをどう受け止めるかで、投資の未来は変わります。
焦ったら、立ち止まって深呼吸。
ノートに書いて、少し離れて、また戻ってくればいい。
投資は「焦らず、比べず、信じて待つ」。
この3つを意識するだけで、
数字だけではない“心のリターン”が返ってきます。
今日の焦りは、明日の成長の種です🌱
👉 [投資初心者が最初に読むべき一記事｜リスク・始め方・心構えまとめ]
This website uses cookies.